痛風外来/高尿酸血症

痛風外来|仙台市泉区・富谷市・大和町・大郷町

ご相談の多い症状

前兆なく、突然やってくる痛み

こんな症状ありませんか?
  • 足の親指のつけ根に激痛が走る。
  • 足の甲がぱんぱんに腫れあがった。
  • 手足の関節付近や耳に小さなかたまりがある。

「朝起きたら、突然、足の親指の付け根に激しい痛みを感じた」という方は「痛風」の疑いがあります。

痛風の痛みは、読んで字の如く「風が吹いても痛い」と表現されるほど苦痛を伴う症状です。

痛みが出やすいとされる場所
  • 足の甲
  • 足関節・手関節
  • 膝関節
  • アキレス腱のつけ根
  • 肩関節 など

痛風とは

痛風の正体

肝臓|仙台市泉区・富沢市・大和町・大郷町で痛風外来は泉大沢ファミリークリニック体内で尿酸が過剰になり、それが関節にたまってしまうことで結晶化し、炎症が起こる病気です。

炎症によって、節々に腫れや激しい痛みを感じます。

痛風は「生活習慣病」の一つとされており、症状を未然に防ぐには生活習慣の改善が必要です。

尿酸とは

私たちの身体の中では、運動や臓器を動かすためには必要不可欠な活動エネルギー「プリン体」が作られています。

細胞の代謝・増殖などに利用されるプリン体は体内(主に肝臓)で分解され、やがて利用されなかった一部のプリン体が尿や便として排泄されます。

この排出されたプリン体の老廃物が、尿酸です。

痛風の特性

痛くなっては治るを繰り返す

痛風・手の痛み|仙台市泉区・富沢市・大和町・大郷町で痛風外来は泉大沢ファミリークリニック痛みが発作的にでる痛風は、しばらくすると治まる傾向にあります。

治療しなくても通常1~2週間程度で症状は治るため、症状を軽視して放置してしまう方も多いです。

しかし、痛風発作(痛みがでる)と鎮静(痛みが治る)を繰り返すうちに、症状が悪化してしまうケースは少なくありません。

  • 関節の腫れが悪化する。
  • 他の病気を併発する。
    → (例)生活習慣病・痛風腎・腎臓結石・尿管結石

など、体へのリスクは高まります。

放置して快方に向かうことはありませんのでご注意ください。

若くても、女性でも発症する可能性がある

女性の痛風外来|仙台市泉区・富谷市・大和町・大郷町「痛風」はこれまで、50代・60代の「おじさん世代」が発症するイメージがありました。

しかし、実は20代・30代の若い世代でも発症する可能性が十分にある症状です。

女性の方は、男性に比べると比較的少ないとされていますが、男性しか発症しない病気ではありません。

若くても、女性でも、痛風を患う方はいらっしゃいます。

高尿酸血症とは

高尿酸血症は痛風予備軍

尿酸は体の新陳代謝(細胞の代謝・増殖)で発生する老廃物です。

その尿酸が増え過ぎている状態を「高尿酸血症」といいます。

高尿酸血症の状態が続くと、その症状の1つとして「痛風」を患います。

高尿酸血症そのものは、まったく自覚症状がないため、治療せずに放置してしまう方が少なくありません。

高尿酸血症は痛風の予備軍です。

しっかりと治療をして高尿酸血症を治すことで、痛風予防はもちろん、さまざまな病気(腎臓病や尿路結石)を未然に防ぐことができます。

高尿酸血症の定義
  • 尿酸値が7mg/dl以上

※ 8〜9mg/dl以上で合併症(腎障害・高血圧・糖尿病・肥満など)のリスクが高まる。

高尿酸血症の発見・診断の検査

尿酸値は血液検査によって測定(血液中の尿酸値を計測)できます。

尿酸値は6mg/dl以下にコントロールする必要があります。

痛風の治療と予防

治せる病気だからこそ、早めの治療を

痛風外来|仙台市泉区・富沢市・大和町・大郷町で痛風外来は泉大沢ファミリークリニック痛風になっても、生活習慣(とくに食生活)を見直して尿酸値をコントロールできれば治すことができます。

しかしながら、症状を放置してしまうと痛みは繰り返し起こり、腎臓に悪影響を及ぼす怖い病気でもあるのです。

正しい治療をすればこれまで通りの健康な体を取り戻すことができますので、まずは一度ご相談ください。

痛風発作時の治療

痛みがでる方には、消炎鎮痛薬を使って治療します(前兆症状や発作の鎮静化にはコルヒチンも有効)。

尿酸値の変動によって、痛風を誘発することが分かっています。

痛風の症状を繰り返さないために、尿酸値をコントロールする薬を長期間服用します。

治療時の注意点

痛風発作の最中に尿酸を下げる薬を開始すると、尿酸値が急激に変動し、かえって痛風発作が悪化するリスクが高まります。

従って、発作急性期は鎮痛剤で治療を行い、発作が安定して2-3週間が経過してから尿酸を下げるお薬を少量から開始します。

また、痛みが治ったからといって薬の服用を自己判断でやめてはいけません。

痛風は再発する方が非常に多い病気です。

しっかりと検査・治療を続けながら予防していきましょう。

食生活の見直しをはかり、予防する

食事療法

食生活を見直すといっても「プリン体を含む食品を絶対に食べてはいけない」という訳ではありません。

実は、食品から入るプリン体の量はおおよそ10〜20%程度しかありません。

プリン体よりも、肥満を防止するためのカロリー制限が重要視されます。

外食や市販のお弁当を食べることが多いという方は、

  • 糖分・塩分を控えめにする。
  • 油物を控える。

など、食べ方に注意することも大切です。

例:丼物のご飯を減らす、汁(つゆ)まで飲み切らない、揚げ物の衣を控えるなど

痛風の方には

  • 海藻類(ひじき・ワカメなど)
  • 野菜(ほうれん草など)
  • きのこ類(干し椎茸など)

がオススメです。

上記の食材が含まれている和食中心の食事を選択しましょう。

定期的な血液検査を

痛風の予防に血液検査を|仙台市泉区・富谷市・大和町・大郷町

尿酸は絶えず、身体の中で生成される物質です。

そのため、

  • 尿酸の生成を制御する(菜食を主とした食生活に切り替える)。
  • 内服薬で血中尿酸値をコントロールする。

ことが重要となります。

定期的な血液検査(尿酸値と腎機能検査等)を実施しながら、ご自身の身体と向き合っていくことが大切です。

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